あなたの
パソコン基礎操作は
最高に速くなる!!!

実は、Windows操作はショートカットキーを活用するだけで大幅に効率化できます！

日常の作業を素早くこなすことで、時間の節約やストレス軽減にもつながります。知っているだけで操作のスピードが劇的に向上します。

前章の「1. あなたの全てのパソコン作業を支える必修スキル」では、革命的なパソコン作業の改善には、全てのパソコン操作に関係するタイピングスキルとショートカットキーの重要性、そしてその習得方法についてご紹介いたしました。

Windowsでのパソコン作業をより快適に進めるために、今回は以下の3つの流れをわかりやすくご紹介します。

❶‍ 作業開始時のツールやブラウザの立ち上げを素早く行う
❷ 作業中に役立つ基本操作の効率的な使い方
❸ 作業終了からシャットダウンまでのスムーズな手順と設定方法

前章で学んだショートカットキーを早速取り入れていきますので、復習をしながら身に着けていきましょう！

作業開始のルーティンを作ろう!!

作業開始までの効率化をご紹介する前に確認です。

あなたのパソコンのデスクトップ画面、このようになっていませんか？

よく使うファイルやアプリを、とりあえずデスクトップに置いておくという方は多いですし、実際開いてすぐアクセスできる場所にあるとすごく便利ではありますが、気づけばアイコンが増えすぎて、目的のファイルやアプリを探すのに時間がかかり、かえって作業の効率が落ちてしまっていては本末転倒です。

パソコン作業自体の効率を上げることはもちろん大切ですが、まずは作業に取りかかるまでの時間を最短にすることも重要です。そのためには、作業開始時の普遍的なルーティンを構築することが鍵だと私は考えています。

作業の質とスピードを向上させるためには、使いそうなアプリやファイルをとにかくデスクトップ上に無造作に置いて後で探すのではなく、必要なデータをすぐに開けるよう、最も効率的な手順をルーティン化することが重要です。

まずは、パソコン作業を最速で始めるための最適なルーティンをご提案します。この方法を取り入れることで、スムーズな作業開始が可能となり、実作業に取り組むまでの快適性が劇的に向上するはずです！

アプリはタスクバーから開く

Windowsを使用するうえで、最も効率的にアプリを起動する方法は、デスクトップ画面上のアプリをクリックする方法ではありません。

結論、タスクバーを活用することです。タスクバーとは、以下画像のように画面下に常時表示されているバーのことであり、スタートボタンやアプリを起動することが可能です！

まず基本として、使用頻度の高いアプリはタスクバーにピン留めします。

ただし、ピン留めするアプリの数は5～7個に制限することが重要です。この理由については後述する内容で詳しく説明します。

タスクバーにアプリをピン留めする方法

❶ 「Windowsキー」を押してスタートメニューを開く

❷ 「すべてのアプリ」をクリック

❸ ピン留めしたいアプリをクリックし、「詳細」→「タスクバーにピン留めする」をクリック

❹ タスクバーにアプリがピン留めされる

タスクバーアプリをショートカットキーで起動

タスクバーにアプリをピン留め出来たら、毎日このアプリをワンクリックで起動しましょう！これが最速でアプリを起動する方法です…

と言うのは嘘で、実はもっと効率的にアプリを起動する方法があります。実はタスクバーに並べたアプリには左から順番に番号が振られています。

そして、各番号には特定のショートカットキーが割り当てられています。「Windows」キーを押しながら「数字」キーを押すと、その番号に対応するアプリを迅速に起動することが可能です！

例：Windows + 1 で左から1番目のアプリを開く

❶ 「 Windows + 1 」を押す

❷ 左から1番目にある「Arc」が開く

タスクバー活用の注意点

タスクバーにあまり多くのアプリをピン留めしてしまうと、割り当てられた数字キーを覚えるのが難しくなり、直感的にアプリを開けなくなって効率が下がってしまいます。そのため、アプリの数は5～7個程度に絞ることをおすすめします。
また、11以上はショートカットキーが割り振られていません。

したがって、タスクバーには、特に高頻度で使用するアプリだけをピン留めしましょう。アプリの数が少ないほどショートカットキーも覚えやすくなり、毎日の作業がスムーズに進みます。必要最低限のアプリをタスクバーに配置し、「Windows+数字」ショートカットを活用して効率よく作業を進めましょう！

タスクバーからピン留めを外す方法は、アプリを右クリックして「タスクバーからピン留めを外す」をクリックするだけです。

不要なボタンやアプリは非表示

タスクバーを見てみると、いくつかのボタンやアプリがデフォルトでピン留めされています。

これらのボタンやアプリは、ショートカットキーで代用できるため、使わなくなることが多いです。

ウィジェットボタン：Windows + W
検索　　　　　　　：Windows + S
タスクビューボタン：Windows + Tab

表示していると作業の邪魔になるだけなので、非表示にするのが効果的です。繁に使用しない方は、非表示にしておきましょう！

タスクバーの不要なボタンやアプリを非表示にする方法

❶ タスクバーを右クリックして「タスクバーの設定」をクリック

❷ オフにしたい項目をオフにする

無駄な要素はどんどん省こう！

「パソナル」では、作業効率を上げるために、スキルだけでなく無駄を省く設定やコツも紹介しています。効率化とは単に新しいテクニックを追加することではなく、非効率な作業を効率的に変えて無駄をなくすことだと考えています。重要なのは、無駄のない作業環境を整えることです。そのため、タスクバーにほとんど使わないアプリアイコンが常に表示されているのは、作業のノイズにしかなりません。これらの無駄を排除することで、より集中しやすい快適な環境が作れます！

デスクトップ上のデータは「頭文字ジャンプ」で瞬時に探索

大前提、私はデスクトップ上にアプリやフォルダ、ファイルを置くことはお勧めしません。理由は先述した通り、デスクトップに作業ファイルを次々と保存する習慣がつくと、気づけばアイコンが増えすぎて、逆に目的のファイルが探しにくくなるという問題が発生しかねないためです。

ただし、場合によってはデスクトップをうまく活用することで効率が上がる人もいると思います。

例えば、仕事でExcelしか使わず、Excelの「請求書作成ファイル」や「契約書作成ファイル」など決まったファイルだけを頻繁に使用する方には、デスクトップにそのファイルを置くことで、よりスムーズに作業を進められる可能性もあります。

そんな方は、ぜひ「頭文字ジャンプ」を活用してファイルを探すことをお勧めします。

「頭文字ジャンプ」とは、名前の頭文字のキーを押すと該当するファイルやアプリなどが選ばれるという機能のことです。

頭文字ジャンプの使用方法

❶ 「sample4」というファイルを選択したいとき、頭文字の「s」を押すだけでファイルが選択される

❷ 複数該当する場合は何度か押すことで選択対象が移動する

❸ 日本語名のファイルを選択することも可能です。変換後に該当ファイルが選択されます。

その他のアプリはスタートメニューから検索で起動

タスクバーにピン留めしていないアプリを最速で起動する方法は、スタートメニューを使うことです。

「Windowsキー」を押すと、スタートメニューが開くと同時に、検索ボックスにカーソルが自動的に移動します。

この状態で直接アプリ名を入力すると、該当するアプリが検索結果に表示され、選択された状態となります。その後、「Enterキー」を押すだけで、目的のアプリが即座に起動します。

アプリ名を一部入力するだけでも該当する候補が表示されるため、慣れてくると非常に迅速に起動できるようになります。

タスクバーにピン留めしていないアプリはこの方法で起動させましょう！

毎日必ず使用するアプリは自動起動を設定

実はパソコンを起動すると同時に、アプリが自動で開くような設定を行うことができます。

毎日必ずチェックするメールやチャットアプリなど特定のアプリがある場合は、この設定を使えば手動で開く手間を省けます。これにより、操作を最小限に抑え、時間を有効に活用しましょう。

アプリ自動起動の設定方法

❶ 「Windows + I」で設定を開く

❷ 「アプリ」をクリック

❸ 「スタートアップ」をクリック

❹ 自動起動させるアプリを「オン」「オフ」設定する

アプリのショートカットキーを作成する

これまで紹介した方法のほかにも、アプリを起動するための独自のショートカットキーを設定することも可能です。

タスクバーにピン留めしてその順番を覚えるよりも、アプリごとに覚えやすいショートカットキーを設定して起動する方が良いと感じる人はこの方法も試してみてください！

アプリのショートカットキーを作成する方法

❶ 「Windowsキー」を押してスタートメニューを開く

❷ 「すべてのアプリ」をクリック

❸ ショートカットキーを作成したいアプリを右クリック

❹ 「詳細」をクリック

❺ 「ファイルの場所を開く」をクリック

❻ アプリを右クリック

❼ 「プロパティ」をクリック

❽ 「ショートカットキー」をクリックして設定したいショートカットキーを押す

❾ 「OK」をクリック

これで設定したショートカットキーを押すことでアプリを起動できるようになります！ぜひお試しください！

パソコン操作を最大効率化する!!

ここでは、特定のアプリの操作を効率化する前に、まずはWindows全体の操作を効率化する方法をご紹介します。これらを習得することで、日々のパソコン作業の基礎スピードが劇的に向上します。

多くの人がショートカットキーを覚える際、Ctrl+Aで全選択、Ctrl+Bで太字にする、といった細かな操作に注目しがちです。しかし、これらのショートカットは特定の作業でしか使わないことが多く、パソコン全体の作業効率を大きく変えるものではありません。

一方、アプリの切り替えやアプリの起動・終了といった操作は、どんな作業でも繰り返し使う基本的な動作です。これらの動作が速くなれば、どんな作業をしていてもその効果が直ちに実感できます。例えば、資料を作成する際にも、データを管理する際にも、アプリの切り替えや起動をスムーズに行えることで、無駄な時間を大幅に減らすことができるのです。

前章で触れた通り、パソコン操作は６つの要素に要素分解されます。

パソコン操作の要素分解

❶ 切り替える

❷ 見る場所を移動する

❸ 情報を読んで理解する

❹ 文字を入力する

❺ 選択する

❻ 動かす

これらの要素のうち、先ほど挙げたCtrl+Aで全選択、Ctrl+Bで太字にするといった操作は、「４．打ち込む」といった特定の作業内容に依存するショートカットキーになります。

最も重要なのは、どの操作、アプリでも共通して使用する操作です。つまり、まずは「１．切り替える」や「２．移動する」などのWindowsの基本操作を効率化することが、全体の作業スピード向上につながる重要なステップです。

これを習得してから、特定のアプリの詳細なショートカットを覚えていくことが最適な学び方の手順であり、最短で効率的にパソコンを使いこなせるようになるためのステップになります！

作業環境の準備

アプリやブラウザを起動し、いざパソコン作業をするときに複数のアプリやウィンドウを同時に開くことがよくあると思いますが、その時、皆さんはどのように作業ウィンドウを配置していますか？

多くの方がマウスを活用して作業ウィンドウの大きさや配置を行っているかと思います。しかし、その際、次のようなお悩みを感じたことがあるかもしれません。

マウスで画面サイズを微調整するのが手間
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画面を最大限大きく活用できていない
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マウスでウィンドウの配置を行っていると、細かい調整が必要になったり、ウィンドウが画面全体にうまく配置できなかったりして、パソコンの画面を十分に活用できず、作業効率が下がってしまうことが多いですよね。

この操作、ショートカットキーで効率化しましょう！

ウィンドウ画面を最大化する

❶「Windows + ↑」を押すと、
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❷ 現在作業しているウィンドウが最大化されます。
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こうすることで画面を最大限活用し、今行っている作業のみに集中できる環境を一瞬で整えることができるので、特定のウィンドウのみで作業を行う際は、「Windows + ↑」を押して画面を最大化して作業を行いましょう。

また、最大化したウィンドウは
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❶「Windows + ↓」を押すことで
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❷ 元に戻すことができます。
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ウィンドウ画面を最小化する

❶ さらに、もう一度「Windows + ↓」を押すと
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❷ 作業ウィンドウを最小化できます。
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この状態は、ウィンドウを閉じたのではなく、最小化しただけです。もう一度開きたいときは「Windows + ↑」で開くことができます。

ウィンドウを画面２分割する

また、画面を2分割して2つのアプリを同時に使いたい時には、「Windows + ←」や「Windows + →」が便利です。

❶ 画面右側に配置したいウィンドウを選択して「Widndows + → 」を押すと
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❷ ウィンドウが画面右半分に配置されます。
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❸ 画面左側に配置したいウィンドウを選択して「Widndows + ← 」を押すと
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❹ ウィンドウが画面左半分に配置されます。
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ウェブサイトで情報収集しながら資料をまとめたり、メモを見ながら資料作成したりと画面分割を活用するとかなり効率的に作業できるようになります。

作業を始める前にウィンドウの配置を整える際は、「Windowsキー」と「矢印キー」を使うことで、効率を大幅に向上させることができます！

・1つのウィンドウで作業する場合、「Windows + ↑」でウィンドウを最大化
・複数のウィンドウを並べて作業する場合、「Windows + ← / →」で画面を左右に2分割

作業の途中での効率化

作業中に他のウィンドウを開いたり、アプリを切り替えることは頻繁にあると思いますが、そのたびにマウスを使って選んで開くという作業を繰り返していてはそのたびにタイムロスが発生します。

❶ 作業を中断する

❷ マウスに持ち帰る替える

❸ 他のアプリをクリックして開く

このように、毎回マウスでウィンドウを切り替える動作は、作業を中断するたびに時間と手間がかかり、結果的に効率が大きく損なわれてしまいます。

パソコン作業において「切り替える」操作はかなり頻繁に発生する動作なので、効率化を目指すならこれもショートカットキーを活用して実行しましょう！

ウィンドウを最速で切り替える

❶「Alt + Tab」を押すことで、
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❷ アプリを最速で切り替えることができます。
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「Alt + Tab」ですばやく切り替えることができると、いちいちマウスで選択しなくても、キーボードだけで複数のウィンドウを瞬時に切り替えられるため、作業の中断が最小限に抑えられ、パソコン操作の効率はぐんと高まります！

慣れるとキーボードを見なくてもノールックでパッと切り替えられるようになるので、ぜひ活用して作業効率高めましょう！

デスクトップを一時的に表示

作業中に他人に画面を見られたくない時、素早く作業画面を隠す最適な方法を知っていますか？

特に職場などで後ろを人が通るとき、画面を一時的に隠す方法があれば便利だななんて思ったことはないでしょうか？実はその方法もショートカットキーで実現可能なんです！

❶ 「Windows + D」を押すと
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一時的にデスクトップを表示してくれます。つまり、現在開いているウィンドウやドキュメントを瞬時に隠せます。
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❷ もう一度「Windows + D」を押すことで、元の作業状態に戻れます。
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また、複数のウィンドウやアプリが開いている状態で、デスクトップ上に保存したファイルやショートカットにすぐアクセスしたいときや複数のウィンドウが散らかっていて、一度すべてを閉じる必要があるときにも有効です。

すべてのウィンドウを最小化して、デスクトップを確認できるので、作業環境を一時的にリセットする感覚で使えます！

画面をロックする

オフィスや公共の場所で一時的に席を離れるとき、まさかパソコンを開いてそのままにしてませんよね。

席を外している間に誰かが無断でパソコンを操作したり、データにアクセスされると大きな問題になりかねませんので、そんなときは「Windows + L」を活用しましょう！

❶「Windows + L」を押すことで、
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❷ パソコンをロックする
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パソコンをすばやくロックすることで、作業中のデータや個人情報をすぐに守ることができます。これを使えば、PCが即座にロックされ、他人に画面を見られるリスクを簡単に防げます。

メニューを開いたり、マウス操作をする必要がないため、手軽にパソコンをロックでき、時間をかけずに即座に作業から離れられて、セキュリティを確保できます！

誤って実行してしまった場合の対処法

フォルダやファイルを移動しようとして、誤って実行してしまったときや、ウェブサイトで突然表示されるダイアログボックスやポップアップをすばやく閉じたいときの対処法をご紹介します。

実はこのポップアップ、あるキーを押すことで一瞬で閉じることが可能です。

❶「Esc」を押すだけで
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❷ ポップアップが閉じる
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主に現在の操作を中断したり、元に戻したりする役割を果たしますが、非常に幅広く、パソコン操作中のさまざまな場面で活用できる便利なキーです。

キーボードの一番左上にあるため、少し押しづらい位置にありますが、「Esc」は、一発で操作を中断したり、元に戻したりできる便利なキーです。ぜひ積極的に活用してみてください！

特に、Windows上で何か操作ミスをした場合は、「Esc」を押すだけでその操作をすぐにキャンセルできます。誤操作をしてしまったときに素早く対処できるよう、「Esc」を使う習慣を身につけると良いでしょう！

最もスマートに作業を終える

作業し終えたアプリを閉じる際、画面右上の小さな「×」をクリックして作業を終了させていると、毎回マウスでカーソルの位置を小さな「×」ボタンへ微調整してクリックする負担がややめんどうですよね。

小さな「×」ボタンを、わざわざマウスで狙ってクリックするのって、地味にめんどうで効率悪いんですよね。
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これもショートカットキーを活用して最も楽に、最速で実行しましょう！

ウィンドウを閉じる

「Alt + F4」は、現在開いているアプリやウィンドウをすばやく閉じるためのショートカットキーです。閉じたいウィンドウが選択された状態で、「Alt + F4」を押すと、一瞬でウィンドウを閉じることができます。

❶「Alt + F4」を押すと
‍

❷ 現在開いているアプリやウィンドウを素早く閉じる
‍

マウスを使ってウィンドウを閉じるのと比べて、ショートカットキーは圧倒的に速く、作業の流れを途切れさせずに次のタスクに移れます。

また、アプリが固まったり、エラーメッセージが表示されてしまったときに「Alt + F4」で迅速にウィンドウを閉じることで、状況をリセットしやすくなるので、そのような場面でも効果的に活用できます！

シャットダウン

作業が終わり、パソコンをシャットダウンするとき、皆さんはどの方法を使っていますか？以下のような手順でシャットダウンを行っていませんか？

この方法でも問題はありませんが、実は「Alt + F4」を活用することで、もっと速くシャットダウンできます。

❶ デスクトップ画面で「Alt + F4」を押す
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❷ 「シャットダウンメニュー」が開くので、シャットダウンが選択されている状態を確認して「Enter」を押すとシャットダウンされる
‍

この方法が、最も速くシャットダウンを行う手段です！

また、「Alt + F4」で呼び出せるシャットダウンオプションでは、シャットダウン以外にも再起動、サインアウト、スリープなどの機能も選べるので、さまざまな場面で活用できます。実行したい操作は、「矢印キー」を押すことで順に選択可能です。シャットダウン以外でも、上記の操作を行いたい場合はこの方法が最も効率よくできる方法になります！

その他便利なショートカットキー

作業の開始から途中、そして終了まで、Windows全体の操作を効率化するためのショートカットキーについては、前節でご紹介しました。

しかし、Windowsに標準搭載されている各種アプリケーションには、それぞれ独自のショートカットキーが設けられており、これらを活用することで、操作の一貫性と作業効率をさらに高めることが可能です。本節では、そのようなアプリごとのショートカットも合わせてご紹介いたします！

設定を開く

設定アプリを開く際、わざわざスタートメニューから設定アプリを探して開いていたりしませんか？

実は、設定アプリにはWindowsのオリジナルショートカットキーが付与されているんです。毎回のように探して開かなくても、ショートカットキーを活用して一発で開くことが可能です！

❶「Windows + I」を押すと
‍

❷ 設定が開く
‍

エクスプローラーを開く

エクスプローラー（ファイル管理アプリ）にもショートカットキーが付与されています。

❶「Windows + E」を押すと
‍

❷ エクスプローラーが開く
‍

エクスプローラー（explorer）の「E」で覚えやすいですね。ぜひ活用してください！

第2章のショートカットキーを復習しましょう

第2章で学んだショートカットキーを再確認し、検索に頼らず自然に使いこなせるよう習得を目指しましょう！

各タブをクリックすると、対応するショートカットキーが表示されます。自分がどれだけショートカットキーを覚えているかを確認しながら、復習を進めてみましょう！

あなたのパソコン基礎操作は最高に速くなる!!!